『男の産後うつ』になったようだけど女装したら治ったみたい

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女装男の私はDV男

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私はDV加害男性として、DV加害者のためのワークショップに通っていました😥

DV加害男性って、どんなイメージかな?

お酒を呑んで、家族を殴る蹴るイメージかな?

人格破綻者のイメージかな?

私に限った話になるけど、加害者がどうDVを見ているか、書いてみたいと思う😔

(このテーマで書くの、めっちゃ勇気がいるなあ……)

 

 

 

DV加害男性はどんな人か

ちょうど数日前、週プレのサイトでこんな記事があった。

wpb.shueisha.co.jp

 

この記事では、身体的暴力ではなく、精神的暴力の男性の例を紹介してる。

なかなか珍しい切り口だなあと関心しました。

というのも、一般的にDVというと、殴る蹴るの身体的暴力のイメージがあるからです。

内閣府のホームページでも、DVの形態として

  • 身体的暴力
  • 精神的暴力
  • 性的暴力

の3つの分類が挙げられてるように、DVは肉体的なものだけではないね。

精神的暴力には、大声でどなる「誰のおかげで生活できるんだ」「かいしょうなし」などと言う実家や友人とつきあうのを制限したり、電話や手紙を細かくチェックしたりする何を言っても無視して口をきかない人の前でバカにしたり、命令するような口調でものを言ったりする、といった例が挙げられているけど、こういうのもDVなんだよね😥

 

私がDV加害者のワークショップに行った時に限っての話だけど、身体的暴力をした人は意外と少なくて(半数くらい?)、残りの半数は精神的暴力だったと思う。

家族と別居中の人、離婚調停中の人、離婚してしまった人、今も同居を続けている人、いろんな人がいたな。

 

週プレの記事では、DVは世代間連鎖するということを書いていて、私もそれがDVの大きな原因なんだと思ってたけど、円満な家庭でそだったにも関わらず暴力してしまう人もいた。

 

とにかく一様ではなくて、いろんな人がいた印象がある。

 

精神的暴力について、私の事例

まだ子どもちゃんが1歳になるかどうかの時の週末。奥さまが子供を連れて検診にいった。ちょうど昼時だったので、昼食を作っておこうと、確かあれはチャーハンか何かを作っていたのだと思う。


よくは覚えていないのだけれども、いつもは難なく作れるチャーハンなのに、手順を間違えたか分量を間違えたかして、苦戦していたその時、奥さまと子どもちゃんが帰宅した。
奥さまはスーパーで弁当を買ってきており、「ご飯作らなくてもよかったのに」と私に言った。

 

この一言で私はキレてしまい、大声を出して、奥さまを罵った。


自分でもなぜこんなことをしているのかわからなかったけれども、怒りで震えが止まらなかった。奥さまもそんなことで怒られるとは思わず、怖い思いや気持ちの悪い思いをしたことだと思う。本当に悪いことをしたと思う。


でも、その時はそう心が動いてしまった😰

 

奥さまと子どもちゃんのためにと思って昼食を作っていたのが無駄になった。自分の時間を浪費した。自分は料理くらいできるのに、弁当を買ってこられて、自分の能力を過小評価された。

おそらく無意識でこのように感じ、それを認めたくないために、責任を奥さまに押し付けたのだと思う。

 

自分勝手よね😖

 

それから数年たって、自分がなぜこういうことで怒るのかという内省や、怒りを発出するトレーニングがだいぶ進んできたので、もうこのようなことで怒りを表すことはなくなったんだけど。

 

DV加害者のワークショップに出て知ったのは、私以外の多くの加害者も同じように、こういう些細なことで身体的・精神的な暴力に出ているってこと。

 

そしてやはり同じように、自分でもなぜだかわからないうちにキレてしまっている、ということもあった。

 

上記の記事に対して、ネットでこういうコメントを見た。

 

相手にも人格や感情や知能があると思ってないんだろう

 

自分の食べるものを調理している人に暴力とか怖くないんかな?何盛られるかわからないのに

 

理性で考えるとそのとおりなのだけど、理性にたどり着く前に感情で反応しちゃってるってところが厄介だと思う。

 

ワークショップでは何をするか

自分の生い立ちを告白したり、思い込みに気づくためのワークをしたり、そんなことを半年くらいしたかな。

反省したり、「DVはダメ!」ということを皆で確認するというよりも、こういうふうにココロが反応し、行為に訴えてしまう原因はどこにあるのかを、同じ境遇の人たちとわかちあう、という感じかなあ。

 

えっ?反省する場じゃないの?と思った方もいると思う。

私もそういうことをするもんだとばかり思ってたから。

でも、こういう本(↓)があるように、そういう感情や行動に至ってしまう根本原因を自分で見つめることをしなければ、反省をするだけでは再発は防止できないってのもある。

  

 

この本の著者は、刑務所の受刑者支援をしている人なんだけど、受刑者には表面的な反省をさせても無意味であり、否定的感情を吐き出し、自分の心の痛みを理解するところからスタートして、ようやく他者の心の痛みにまで思いが至り、ようやく真の反省につながるという、現場で積み上げた手法を紹介している😳

 

DV加害者のワークショップも、この考え方に近いんじゃないかな。

 

ワークショップの効果はどうか

人によって違うんだろうけど、中には何年も通っている人もいた。何年通っても、やはり突発的に暴力に訴え出てしまう人もいれば、もう完全に暴力が出ないという人もいた。

 

私の場合は、半年のワークショップだけでは、奥さまに対する暴言や無視といった精神的暴力は収まらなかったと思う。カウンセリングや読書、他のセラピーのワークショップなんかと併せていろいろやって、暴言・無視が軽減されてきた、って感じかな。

 

ワークショップは治療の場というよりも、自分と向き合うための話なんじゃないかと私は思ってるんだけど、そこでどれだけ真剣に自分と向き合えたのかが、効果と関係する……のかもしれない😔

 

私の場合。

自分の生きづらさの原因を他の参加者の人の前で発表したことがあった。私は私のパパとママの不仲や、ママの統合失調症、パパの不倫なんかが原因だって発表したんだけど、それを聴いてくれた参加者の一人がこう言ってくれた。

 

美奈子ちゃん、それは辛かったね……

 

私はその一言が、涙が出るくらい嬉しかった。

同じ境遇で、同じ悩みを持っている人から言われたのがなおさら嬉しかったな。

私の場合は、加害者として苦しいのは私一人じゃないって経験できたことが、このワークショップに行って一番よかったことだと思う。 

苦しいのは自分だけじゃないと思えるから、DVを止められるのだとも思う。

 

DVはダメ!絶対!!

と、自分に言い聞かせながら。