『男の産後うつ』になったようだけど女装したら治ったみたい

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ワンオペ育児にまつわる怒りや怨みは”本能の叫び”である

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昨日、ツイッターでこんなモーメントを見た。 

twitter.com

 

 

なかなか悲痛な心の声で、胸が痛くなります。

どうして「成仏できない」のでしょう。 

私なりの結論をいうと「ワンオペ育児は、母にとっては生命の危機さえも感じる、本能に逆らう行為であり、深く激しい怒りや怨みの原因になる」というのが私の邪推。

 

 

投稿者の関連ツイートをいくつか見てみる 

もとのツイートだけでは、投稿者の人が何を思って書いたのか、真意をちょっとはかりかねたので、関連ツイートをいくつか見てみた。

投稿者の方が「私の思っていることにとても近いツイート」と述べるツイートがあるので、それを見てみたいと思う。

 

  

「怨み」というキーワード。

これを補足して、投稿者の方は次のようにもツイートしていた。

 

私も夫ももっと楽に暮らしたいし、私は夫に恨みを持っていても何もいいことはなくて、前を向いて生きたいんだけどこの「私はワンオペ頑張ったのに」的な感情が邪魔をするなあ、困ったなあ、という気持ちでいます。

 

もしうちの夫が育児時間を充分にとれるにも関わらずやらないなら夫が悪い。でもそれとはちょっと違う気がする。あと、夫がやることなすこと「私はもっと大変だったのに」と思ってしまうのは私が意識を変えなければいけないような気がする。

 

つまり「成仏できない」というのは

「ワンオペ育児が辛かったことについて、(理性では違うと思いながらも)夫に対して持ち続ける怨みが消えない」ということかな❓と解釈しました。

 

多少、トラウマっぽささえも感じるね。

 

さて。

どうしてワンオペ育児がつらいと、夫に対する怨みが消えないのだろう?🤔

 

「共同養育」から切り離されて孤立化する恐怖

もともと、人類の進化の歴史を見ると、子育ては「共同養育」が前提だったのだそうだ。

(ソースは下記の番組ね)

NHKスペシャル ママたちが非常事態!? ~最新科学で迫るニッポンの子育て~

 

人類は何万年もの間、共同養育するというのが自然だったのだけれども、それがここ100年程度で近代化、都市化、核家族化したことによって、共同養育が困難となった。

 

共同養育から切り離されて孤立化した母親(つまりワンオペ育児の母親)は、「このまま孤立していると、母子ともに生存困難になるかも」と、身の危険を本能的に認知する。

(あくまでも本能的によ。実際に飢えたり襲われたりするわけじゃなくても、孤立を感じると、生存困難であるというアラートがあがるように人間はできている)

 

それに加えて、育児の予測困難さからくる精神的疲労や、肉体的疲労、さらには睡眠不足などが折り重なっていくと、不安や恐怖に拍車がかかる。

 

核家族下では、共同体構成員の中心は「夫」しかいない

人間には共同養育の本能があるので、共同体に頼ろうとするよね。

核家族における共同体構成員といえば「夫」になるわけよ。

だから、夫の仕事が忙しかろうが、通勤が長かろうが、どうであろうが、夫に対して共同養育してほしいと、本能から期待をする。

きっと、理性ではわかっているんだと思う。夫にも都合があるということは。

(発端となったツイートにも、そういう趣旨のことが書かれている)

 

理性ではわかっていても、共同体構成員である夫に期待してしまうのよ。

それは本能だからね。

 

自分と子どもの生存をかけた期待をしているからこそ、その期待に反する行動をされてしまうと、深く激しい怒りとして心に沈殿するのだと思う。

 

どうすれば「夫に対する怨みが成仏」するのか

心に沈殿しきった怒りや怨みは、気合と根性、表面的なテクニックでは消えない。

それなりに経験を積んだカウンセラーが、クライアントの状況に応じた療法を選択して介入しなければ、軽減することはできない。

その療法は箱庭療法かもしれないし、認知行動療法かもしれないし、ゲシュタルト療法かもしれない。

どれがいいかはわからないけれども、自己流ではなく、訓練を受けた人の介入がなければ、根深い怒りは癒やされないと思う。

 

今、泣きながらワンオペ育児をしている人はどうすればいいのか

まず、妻がワンオペ状態だと認識している夫に対して。

妻が育児・家事への参画を求めるのは、なにも夫が憎いからではなく、本能の叫びなのだとわかってほしい。

その上で共同体構成員として、家事・育児を引き受け、妻の孤立状態を解消してほしい。

 

そして、ワンオペ育児に泣く妻に対して。

夫がやむを得ない理由でじゅうぶんに手伝えないならば、お金がかかってもいいから、家事や育児の外部化をするというのが、もっとも手早くできる解決策ではないかと思う。

(スーパーで出来合いの惣菜を買う、一時保育やベビーシッター、家事代行サービスなどを使うということ)

 

えっ❓そんなお金がない❓

審査に通るかどうかは保証しないけど、自治体には「福祉資金」という無利子の貸付制度があるので、最寄りの自治体に相談する手はある。

そのお金で、ちょっとでも楽になってほしい。

深く激しい怒りが心に残り、その後の家族関係にヒビが入るよりは、お金がかかるほうがよっぽどマシと思う。

 

外部化に罪悪感を感じる必要はないよ。

人間は共同養育するのが本能なんだし、誰かの助けを借りることは罪ではなくて、むしろ自然なことなんだから。

 

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以下、はてブコメント返しです。

今日は力を入れてコメント返ししたいと思います💨

 

id:inukoblog さん>>夫の協力は大前提ですね(私もそう書いたつもりでした😅)

 

id:yuuhinooka さん>>そういう人を頼ることも必要ですよね。昭和の終わりごろから、深い近所づきあいを望まない風潮になっていることも、ワンオペ状況に拍車をかけているのかもしれませんね。

 

id:susumenoburogu さん>>ついていっていませんね。今のサービスだけでは限界があるように思います。

 

id:haibisukasusan さん>>これはなかなか難しい問いかけです。「ワンオペ育児」という言葉の定義があいまいだという問題もあるかもしれません。労いの言葉は大切ですね。

 

id:Ioannes さん>>違うと言っていただいてありがとうございます。人によって違和感を覚えるのは当然だと思います😊

 

id:VirtualInsanity さん>>ありがとうございます😉

 

id:billionman さん>>この問題はかなりデリケートで、根が深いと思います。自分が見てきた両親の育児方法や「家族はこうあるべき」という価値観までも背負った討論になるからです。価値観のぶつかり合いになる議論だと、決着はつかないでしょう。

 

id:mroreself さん>>そうでした。男性がワンオペ状態になるケースも当然ありますよね。狩りもしながら子育てもするというのは、どちらも重労働なので、そもそも両立できないものなのかもしれません。

 

id:Gatos さん>>育児は重労働な上、会社はどこも人手不足で仕事が減らない、という重労働の二段重ねみたいになってますもんね。

 

id:alpha_zero さん>>労い合うのは大切ですね。ただ、人によっては、配偶者を労いたいけれども、どうしても怨みが消えないことに悩んでいる人もいるようでして(この記事で紹介した人がそうです)、どうしてそこまで心をえぐられるのだろう?と心が痛くなります。

 

id:snk55puwtnu さん>>共働き夫婦は、本当に余裕のないところまできているように思います。

 

id:mikinokumikinoku さん>>意を汲んでくださってありがとうございます。「本能だから、暗い不満を持つのは自然なことなんだよ」と思ってもらいたい気持ちで書きました😉

 

id:mikiponnsuke さんのご家庭では、そういう手続きや段取りは奥さまの役割になってしまっているんですね。私も心苦しい気持ちがします。私は祈ることしかできませんが、ご苦労をお察しします。

 

id:khtokage さん>>おっしゃるとおりですね。もうはっきり言って、育児だろうが仕事だろうが何であろうが、人間は負荷をかけられると生命の危険を感じるようにプログラムされているんだと思います。それに逆らわないと生きていけない社会が問題なんだと思います。

 

id:satorukamoshida さん>>こうなることは知識として聞いたことがあっても、実体験するまでわからなくて生んでしまうんですよ(うちがそうでした😅)私の知り合いには「子どもができたら今の仲の良い夫婦関係が壊れるから」という理由で、子どもをつくらない人もいます。生まないというのも一つの選択だと思います。どんな選択であれ、認められるようになってほしいです。