『男の産後うつ』になったようだけど女装したら治ったみたい

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全くアドバイスをしないコンサルタントの話

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私が愛読している、ロバート・熊さん(id:robakuma)のブログに、こういう記事があった。

kumasann.hatenablog.com

 

今日は熊さんリスペクト&オマージュとして、私の会社(前々職)にやってきたコンサルタントの話を書いてみたいと思う。

 

 

 

熊さんの記事のポイント

この記事を端的にまとめると「熊さんの会社をコンサルしていた人は、目新しい問題点の指摘ができなくなり、1年でクビになった」という内容。

 

熊さんの体験談を読んでいると「それはそうだろうね」と思う。

くだんのコンサルさんがしていたことは「問題点の指摘」や「アドバイス」だからね。

第三者が問題点の指摘やアドバイスをすることははっきりいって何の役に立たないと私は思う。

 

私の前々職にコンサルタントがやってきた

まあ控えめに言って、コンサルタントという人たちは胡散臭いイメージがあるよね😅

現場のことも知らないのに偉そうに助言したりね。

私自身も、私の前々職の同僚も、多くはコンサルタントをそう認識していた。

 

コンサルさんが初めて私の会社にやってきた時のこと。

社長と幹部を交えた会議にコンサルさんも同席をしたんだけれども、工場長と製造課長がコンサルさんに対してこう言った。

「あんたみたいな部外者にとやかく言われるのはムカつくんすよ💢」

「絶対にあんたのこと、潰してやりますから」

 

自分んとこの社長の前でこういうんだから、怖いでしょ💦

でも、私も似たような心境だったから、もっとやれ❗って心のなかで思っていたけど😅

 

一対一の面談から始まった

このコンサルを迎えての経営改革とやらは、一対一の個人面談から始まった。

私もそのコンサルさんと面談をしたんだけれど「何か説得でもされるんじゃないか」と疑いながら、面談に臨んだ。

最初にそのコンサルさんが切り出したのは、こういうことだった。

 

コンサルって胡散臭いと思ってるでしょ(笑) そう思われてもしかたないですよね。まあ、私は御社の社長に雇われていますけれども、現場の皆さんから反感を買ってまで仕事をやろうとは思いません。そうなると、どのみち結果が出なくてクビになるんでね。

だから、できるだけ現場の皆さんの本音を聞かせてもらいたいんですよ。社長には、ミナオさんがこんなことを言っていたという形では報告は絶対にしませんから。でも、匿名でちゃんと社長の耳に入れますからね😉

 

へー、変わったコンサルだなあと思いながらも、ちょっと心が揺らぐ私。

 

結局、このコンサルさんに会社に対する不満をぶちまけてしまった。

今思うと、このコンサルさんの作戦にまんまとはまってるね😅

 

このコンサルさんはアドバイスをしない

後日、このコンサルさんを再度迎えて、二度目の会議があった。

その場でコンサルさんから、今後の進め方についての話があった。

かいつまんで言うと、現場の私たちが「こういう改善をしました」「会社としてこういう支援してください」とただ報告し、社長はそれを認める、意思決定するという場を作っただけのこと。

 

で、コンサルさんが言うには

「私も社長も『これをしろ』『あれをしろ』とは決していいませんからね。好きにやってください」

とのこと。

 

すると、勝手に会社が変わりはじめる

私がコンサルさんとの面談で話したのは

「現場の努力を社長が認めてくれない」

「現場には現場の意見があるのに、それを踏まえた判断を社長がしない」

ということだった。

 

これは、私の意見というよりも、現場サイドの人間としては共通認識だったので、おそらく工場長も製造課長も、同じようなことを言ったのだと思う。

それを受けてなのか、コンサルさんがしたことは「社長に意見の言える場づくり」であり「社長が意見を受けて意思決定をする場づくり」であったわけね。

(コンサルさんは、その「場」を推進するだけで、特にこれといった意見も言わない。かっこよく言うと、ファシリテーションに徹している感じね)

 

現場の行動や意見が社長に伝わる場ができるだけで、劇的に会社が変わると私もその時に初めて経験をした。

ちょっと文字するとウソっぽいかもしれないけれども、驚くくらい風通しがよくなった。

数字的には、半年間で仕事量は1割増えて、時間外労働は2割減った。

現場をよく知る私たちが出すアイデアなので、的を射たアイデアであるし、現場を熟知しているので、改善すべき点も次から次へと出てくる。

 

私たちが持っている「もっと良い会社にしたい」という気持ちを信じる

「なんとか今よりももっとよい会社にしたい」

という気持ちは、多かれ少なかれ、誰でも持っていると思うのよ。

それは必ずしも会社への忠誠心から発しているではなく、自分がもっと楽に仕事をしたいとか、早く帰りたいとか、そういう功利的な動機ももちろん含んでいる。

よくなりたいという思いがあるのだから、その思いを信じてあげて、実現する場を作ってあげるだけで、会社は確実に良くなるんだとわかったのよね。

 

いやあ、あれは魔法でも見ているようだったわ。

あれだけコンサル反対派だった工場長や製造課長も、すっかり手なづけられて❓いたしね😅

 

組織を良くするとはどういうことか

問題点の指摘やアドバイスをするのではなく、よくなりたいという気持ちを信じて、それを実現する機会を作ってあげる、というのが私なりの答えかな。

暴論かもしれないけれども、経営者と現場が腹を割って話をして、お互いが最適だと思う意思決定ができれば、たいていの職場の問題は解決するんじゃないかと思う。

ただ人には「立場」みたいなのがあるから、腹を割って話をするのが難しいだけでね。

 

 

そのコンサルさんはどうなったか

結局そのコンサルさんは、私が辞めたあともコンサルを続けていて、最終的には7~8年くらい私の前々職に出入りしていたんじゃないかな。

契約が最終的に切れたきっかけは知らないけど。

 

ところでこのコンサルさん、私がいるときからかなり社内に馴染んでいた。

コンサルさんが定期訪問から帰るときなんて、私の会社の誰も「ありがとうございました」なんて言わないし、見送りもしないのよ😅

これは悪意があるそういう態度をとっているのではなく、もはや会社の一員として見ているからなんだよね。

自分の同僚が帰宅する時、わざわざ玄関まで出ていって見送りなんてしないでしょ❓😉

 

【追記】

ロバート・熊さんのブログは、私もその書き方をいつも参考にしています。

熊さんのブログは事例中心なので説得力がある!

私は(今回の投稿でもわかるように)解説が多めで、言葉で説得にかかっている感じ。

事例と教訓を風のようにさわやかに残していく熊さんのスタイル、最高です😉

ありがとう熊さん。

kumasann.hatenablog.com