『男の産後うつ』になったようだけど女装したら治ったみたい

自分が癒やされれば、家族も癒やされる。

私が癒やされれば、家族も癒やされる。そんな関係を模索するブログ。

【産後クライシス失敗談】奥さまに対する無視(精神的DV)が止められない

【スポンサーリンク】

産後まもなく、奥さまとの関係がギクシャクしていた時のことですが、私は奥さまを無視することがたびたびあった。

そもそも私には、怒りを「無視」という形で表出するというクセがあって、それが奥さまに対して高頻度で発動することに悩んでいた。

 

「えっ❓無視をしているのはあなたの意志でしょ❓悩むくらいなら止めればいいじゃない」

と、これを読んだ方は思うに違いない。

しかし私の正直な気持ちとしては「止めたくても止められない」のです。

 

 

きっかけはつまらないこと

私の家の近くには自衛隊の基地があって、毎年春には基地祭が開かれる。

子どもちゃんが生まれる前は、奥さまともよく行っていたお祭りだった。そういう馴染みのあるお祭りなので、子どもちゃんと私の二人で行こうと思い立った。

私と子どもちゃんの二人で、というのは、奥さまに自分の時間が持ってもらおうと思ってのことだった。いつも一生懸命頑張ってくれているので、休ませてあげたいという気持ちがあった。

 

私が子どもちゃんを連れて家を出ようとした時のこと。

「基地祭、連れていくの❓子どもちゃん、退屈するんじゃない❓」

と奥さま。

 

私は、たったこの一言で、怒りに火がついた。

(沸点低いでしょ?私は最低な男なのよ)

確かに装甲車や偵察車を小さな女の子が見ても興味はないかもしれない。ゆるキャラやご当地アイドルが来るとはいえ、子どもちゃんが退屈するかもしれないという奥さまの意見は的を射ている。

でも私はこれを、私に対する否定の言葉だと受け取った。

私は私なりに考えて、奥さまへの気遣いのつもりでもあったのに

「奥さまはそれを否定した!私のことをわかってくれない!そんな奥さまは敵だ!」

という気持ちに、0.1秒でなる。

 

怒りで我を忘れた私は

「もういい!」

といい、子どもちゃんをお祭りに連れて行くことを止め、一人で寝室に閉じこもった。

もー、本当にめんどくさい男👊

 

無視が止まらないのは「学習」したから

こうなると、私の行動はある特定のパターンを取ることになる。

それは無視である。

奥さまが私に何を話しかけてこようが、私は一切答えない。

もちろん、こちらから話しかけることもない。

家族3人で食事するときも常にふてくされた表情で黙って食事をするだけ。

(子どもちゃんには普通に話しかけるけれども)

 

実のところ、私のママが、無視による精神的攻撃を多用する人であった。子どもの頃、ママの機嫌を損ねたときは、私もよく無視をされた。

無視をされると当然に気分が悪い。それでも幼い私は、ママに嫌われたら生きていけないので、ママの顔色を伺い、無視をされる恐怖に怯えながら、ママの笑顔をどこかに探す。

あの頃、無視をされることがあれほどまでに嫌だったにもかかわらず、私はママと同じことを奥さまにしていると、自己嫌悪していた。

 

無視がいかに人を苦しめるのか、私は子どもの頃に身をもって学習をしたので、気に入らない相手がいた時、同じように無視をして苦しめようとしてしまうのだろう。

私にしてみれば、私の意志で無視をしているというよりも、私の身体に内蔵されている何かが自動的に反応し、意図せずに無視をしてしまっている、という表現が近い。

(私自身の責任逃れをするつもりはサラサラないけど、正直に表現するとこうなってしまう)

 

メタ認知しながらも止めることができない 

かといって、無視をしている最中、私は常に奥さまに対する怒りを燃やし続けているというわけではない。意外と冷静でもあるのよね。

私の心の実況中継をすると、

「ああ私、また無視のクセが出ているな」

「奥さまは無視をされて苦しいだろうし、腹立たしいだろうな」

「でもこっちから謝りたくはないな」

「でも、無視したままだと何も解決できない。どうしたものだろうか」

と、メタ的な客観視をそれなりにしているのよ。

 

わかっているのにコントロールできないという事実に、自分の意志ではどうしようもできないのかという不気味さと絶望感に包まれる。

 

対処療法としてやったこと

無視モードに入ってしまったら、私は奥さまに、LINEや置き手紙で、こういうことを伝えるようにした。

 

今、奥さまとは冷静に話ができない状態になっています。ごめんなさい。自分でも「これはいかん」と思っているのですが、心が勝手に動いてしまって、どうしても話ができないのです。無視をされて気分が悪いとは思いますが、しばらく時間をください


こういう対処の仕方があることは、DV加害者のワークショップで知った。

こんな説明では納得できないだろうが、奥さまは意を汲んでくれて、私を放っておいてくれる。申し訳なくも、ありがたい話である。

短ければ数日、長くても1週間くらい経てば、少し心が落ち着いて、奥さまに話をする心の準備が整う。

こういうのを1年近く繰り返したかな。

 

根本解決としてやったこと

私が無視を発動してしまうパターンとしては

奥さまの一言→否定されたと感じる→わかってくれない奥さまは敵だ→無視をしてやれ
というプロセスを踏んでいる。

奥さまの言動に対する私の感じ方にこそ問題があるとわかっている。否定されるということに敏感になっていて、自己肯定感がなさすぎるところに根本原因があるのだ。

 

それを克服するために、自分で自分を肯定するトレーニングを行った。

自分で自分の感情を肯定すること、特に自分が目をそらしがちな「怒り」の感情を肯定するトレーニングをしたことが、とても効果的だった

(もう何べんも引用している投稿だけれども、これが回復の最大の転機になってるのよ)

  

www.utsu-joso.com

 

おかげで、今は奥さまを無視することは皆無になった。

子どもちゃんが生まれる前のように、にこやかに笑ってふざけ合うような仲の良さまでには回復していないのだけれども……。

無視がなくなったという一歩は素直に喜びたいとは思う。

 

f:id:minaminakun:20170729054420j:plain