『男の産後うつ』になったようだけど女装したら治ったみたい

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男らしさは不安定

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刑法犯の約8割は男性なのだそうだ。

その理由を「男らしさ」に見出す心理学的なアプローチがあります。

 

 

「男らしさ」と犯罪

犯罪白書によると、平成19年の時点で、女性の刑法犯比率は約2割。そこから、刑法犯の約8割は男性なのだと読める。

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男性が女性よりも罪を犯す理由のひとつとして挙げられるのが「男らしさ」の問題。

例えば、メッサーシュミット(1993)という人が指摘しているのだけれども、暴力というものは、「男らしさ」の証明のために動員されるもののひとつなのだそうだ。

(地位や、権力、名声、リーダーシップ等で「男らしさ」が証明できない場合の、最後のとりでなのだそうだ)

 

不安定な男らしさ

この「男らしさ」というものは、失われやすいもだという考え方があるらしい。例えば、結婚前は「カッコイイしお金持ち!」と女性にモテモテだったとする。しかし、そういう「男らしさ」は、結婚後はもはや評価されず、「お皿くらい洗ってよ!」と言われるようになる。「男らしさ」は永続的ではない。

となると、男性はさらに「男らしさ」を追い求めることになるが、「男らしさ」を他人に認めさせるのは容易ではない。やがて男性は「男らしさ」が証明できないことに不安になり、ストレスをためる。「男らしさ」にこだわっていれば、他人の手助けも求めない。

そして「男らしさ」の証明が不可能だと思えてくると、最後の手段――つまり暴力――に訴えでてしまう。

 

このときの暴力は、単に暴れたいというものではなく、自分に優位を取り戻すための暴力なので、自分より弱い者に向かいがちになる。つまり、女性や子ども、老人、障害者、その他マイノリティなどである。

こうしてDVや性暴力が出来上がる、というのが、心理学的なアプローチらしい。

(心理学者のジョセフ・バンデロとジェニファー・ボッソンによる「不安定な男らしさ」という説に基づく)

 

私のケース

私がうつになったり、精神的なDVを始めたのは、子どもが生まれてから。それまではうつ症状も怒鳴ったり無視をしたりもなかった。

子どもが生まれて、自分にとっては慣れない初めてのことばかりだった。寝かしつけること、ミルクをあげること、おむつを変えること、うまくできないことばかり。それを不満に思う奥さま。

私は幼少の頃から、両親の不仲を見て育ったので、不仲な家庭だけはつくるまいと強く決意をしていた。しかし、いざ自分に子どもができると、自分が役立たずであることに直面をしてしまった。

このままでは、奥さまに夫失格の烙印を押されてしまう。自分が譲れないと思っていた、仲の良い家庭さえも築くことはできなくなるかもしれない。

そういう思いから、自分の中の「男らしさ」が揺らいだんだろう。私は家庭の中では、地位もなく、権力もなく、名声もなく、リーダーシップもない。もう「男らしさ」を発揮する余地がない。

その不全感から私はうつになったのだろうし、それが行き過ぎた結果、精神的な暴力にまで至った、という風にも解釈できる。

  

不安定なものを獲得し続けることは困難

「男らしさ」を獲得した状態を維持することは難しい。不可能と言ってもよい。

私のケースでもあったように、環境が変わると、その変化に応じて、他人から求められる「男らしさ」も変わってしまう。

どのような「男らしさ」が求められるかは、もちろん、求める相手によるだろう。

環境変化を予測し、相手がどんな「男らしさ」を求めてくるかまで読み切って、先回りして男らしさを十分に獲得することなどできっこない。やろうと思っても、精神的に参ってしまいそう。

 

であれば、「男らしさ」を獲得しなくても苦しくない自分に変わるというのが、もっとも現実的な解ではないかと思う。

寝かしつけること、ミルクをあげること、おむつを変えること、うまくできないことばかりでもいいじゃないか。奥さまに怒られてもいいじゃないか。ちょっとずつできるようになるって。誰だって最初は初心者なんだから、どうであろうと焦らなくていいと、私自身がそう納得していれば、不安定な男らしさにビビって、うつになったり奥さまに辛くあたったりしないはずだもんね。

 

「男らしさ」に苦しまない自分に変わるにはどうすればいいかって?

私の場合は女装が有効だったし、明日も引き続いて「男らしさ」から降りる手段の一つを書いてみたいと思う。

  

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