「男の産後うつ」になったようだけど女装したらなおったみたい

コネで入社した私の罪悪感とその顛末

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この間、ふとニュースを見ていたら、私が新卒2年目に手がけた仕事のことが、たまたま報道されていました(あまりよいニュースではないが……)

それがきっかけで、久しぶりに新卒のころのことを思い出したのですが……実を言うと私はコネで入社したのでした。

 

誰もが知っている会社に入らなければ体裁が悪いと思っていた私

正直に言います。私は就活を前にして「誰もが知っている会社に入らなければ体裁が悪い」と思っていました。

「大企業で働くお前、すごいな」と、周囲の人に認めてほしかったのですね……。つまり、自己顕示欲を満たすために大企業に入らなければと思っていたわけです😓

ほんっとに私、つまんないこと考えるよね😅

だから就活も大手企業狙いなわけですよ。しかし私が就活をした時は、氷河期時代の入口。旧帝大級の国立大の学生ならまだしも、私のレベルの学校では、大手企業の面接をうけるチャンスすらない。

私が「行ってあげてもいいな」と思っていた、都銀系の情報システム会社があったのだけれども、そこに私が電話で問い合わせをした時は「今年は採用をしません」みたいなことを言っていた。しかし実態は、有名校だけを対象としたセミナーしていたんだよね。

今の時代はどうだかわからないけど、私の時代にはよくある話……だったと思う。

 

そんなわけで就職が決まらず、コネを使う

大手企業狙いで就活をすすめるのだけれども、大手からは門前払い。これじゃ就職が決まるはずないよね。焦る私は結局、親のツテを使って、大手企業に内定をもらうことができた。

でも正直、嬉しくない。コネで入社したという罪悪感がつきまとう。

そういう罪悪感を覚えるということはハナからわかっていたはずなのに、それでも見栄や世間体を重視したのは私なのだから、罪悪感を覚えるのも他ならぬ自分自身の責任なんだけどね。

罪悪感でおかしくなったのか、内定後にその会社の人事に、思い余って電話をしたこともあった。電話で何の話をしたのかと言えば

「私はコネだから内定をもらえたんですか?」

と直球で尋ねたのだった😅

ホントに私はバカだよね。人事だって「はいそうです」なんて言わんでしょうに。

 

入社しても居場所がない

悶々とした気持ちで春を迎え、入社にいたった私。そこには同期社員もたくさんいたのだけれども、入社の経緯に至る話題のときには彼らの輪の中に入れない。なぜなら私は彼らとは違う採用プロセスで入社をしているので、話があわないのよね。

だからといって「俺、コネで入ったから」と開き直れるほど強くもないのが私。

見栄や世間体を気にして大手企業にコネで入ったというのに、入社しても見栄や世間体を気にして、自分の真実を明かせないわけ。自分が勝手に定めた「他人様の目」に自ら縛られて動けなくなっているという滑稽な姿だったのです。

 

しかし、仕事で結果を出せば、周囲も自分も納得させられるはず――そう思って自分なりに仕事を頑張った……つもりだった。

でも最初の人事考課では、配属された部署にいる同期の中で、私はもっとも低い評価を受けた。私の態度や能力、残した結果が悪かったためにその評価になったのだろう。

しかし私はそうは思わずに「コネで入社したので、人事評価も低いのだ」となぜか思い込む始末。これはもう妄想と言ってもいいね😅

 

結局、その会社は3年半ほどして辞めた。ということは、コネで口をきいてくれた親の顔にも泥を塗ったわけだ。

コネで入り、結果も出せず、逃げるように辞めてしまい、振り返ってみると全てがチグハグで、自分の愚かさしか見えてこないね😓

 

他人の目を気にすると、選択の幅を狭めてしまう

元はといえば「大手企業でなければ、他人から認めてもらえない」と強固に思い込んでいたことがマズかったんだろうな、と今になっては思う。自分自身の評価軸を「他人」においてしまうと、本当にロクなことがない。

どこで働こうが自分の価値は変わらないと信じていれば、無名の会社であっても、なんの罪悪感もなく働けたはず。

百歩ゆずってコネで大手企業に入社したとしても、コネでいいじゃんと開き直って、一生まったり仕事をするという選択肢だってあったはず。しかし「コネ」かつ「仕事ができない」というのを受け入れるのは、他人の目を気にしてビクビクしている私にはできない選択だった。

それはそれで一つの人生だし、そこに良いも悪いもないと思うけどね。まあ、今だから言えることだけれども。

 

私に制約をかけるのは、いつも私自身なのだ。

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